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読了:鹿の王

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本の情報

どんなことが書いてあるのか?

  • 人間と病気の関係についてファンタジーの中で真剣に問い続けている作品

読んでどんなことを考えたか?

人は常に病んでいる。これはよく言われる精神的に「病んでいる」っていうのとはちょっと違って、人体は常になんらかの病気を持っていて、それでも健康に暮らせるようにバランスを取って戦っているものだと言う意味。

病気の勢力が大きくなれば症状が現れてしまう。それを人の力でなんとかもとの健康な状態に戻そうとするのが医療なのだな。医療はとても重要だしありがたいけど万能ではない。ずっと生物は病気と戦い続けなければならないのだろう。

僕は今、体のバランスを崩してしまっている状態。薬も飲んでいる。だけど、それだけじゃ健康体にはならない。薬は毒でもあるし、病的な状態は身体のあちこちにあって、一種の合併症を起こした状態にある。それをもとに戻すにはどうしたらいいのか。考えてしまった。

上橋作品は重たいテーマが多い。児童文学に分類されるけれど、大人がじっくり読むのに適している。文章は平易で読みやすい。だけどこの本を読むのには時間がかかってしまった。他の本を読むのに忙しかったこともあるけど、重厚感のある小説を読むのには僕の身体が耐えられなかったらしい。

それでも時間をかけてじっくり読み、考えることができた。

人生について考えるのにいいのはビジネス書とか啓発書とかそういうのばかりではない。小説が与えてくれるものは本当に大きいのだなと改めて思った。

面白かった?

面白かった。病気を巡っていろいろな民族や国が思惑を持って対峙し、その中で自分の生き方を探って生きていく人達がいる。上橋さんは本当に上手だなあと思った。

まとめ

「鹿の王」とは何か。最後まで読んでもピンとこないかもしれない。でも人の生き方について考えさせられる作品である。

長い小説を読めるようになった子どもたちにもぜひ読んで欲しい。きっと印象に残る一冊になると思う。







書いた人

nyao

nyao

本を読むのが大好きです。積読本が多数。システムエンジニア経験あり。プログラミング言語はRubyが好きだけどPHPとJavaばかり書いている。最近はJavaScriptも好きになってきた。クラウド使ったお仕事募集中。

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