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読了:教養としてのテクノロジー

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本の情報

どんなことが書いてあるのか?

  • 「AI」は「労働」をどう変えるのか?
  • 「仮想通貨」は「国家」をどう変えるのか?
  • 「ブロックチェーン」は「資本主義」をどう変えるのか?
  • 「人間」はどう変わるか?
  • 「教育」はどう変わるか?
  • 「日本人」はどう変わるべきか?
  • 「日本」はムーブメントを起こせるのか?

読んでどんなことを考えたか?

「教養としての」とタイトルに有る通り、現代のテクノロジーについて概観し、それが我々にどのような影響を及ぼすのかについて各分野に分けて語っている。そして、後半は「人」または「日本人」がどう変わるべきか?について持論を述べている。

AIについては行き過ぎた解釈とか期待が入り混じっているが、徐々にわかってきたのはシンギュラリティには程遠いということだろう。それでも職業は変わらざるを得ないし、今の職を失う人々がかなりの数になるであろうことは残念ながら本当のことである。実態がどんなところにあるのか、この本で学んでおいたほうがいい人達はたくさんいるだろう。

仮想通貨やブロックチェーンは政府や経済のあり方を根本から変える可能性がある。そもそも「お金」というものが存在しない時代に向かっているのだと思う。たぶん長い目で見るとお金を稼いでせっせと貯めるのは無意味になるのだろう。稼ぐ必要のない時代がやってくる。その時、自分は何をしたらよいのか。きちんと考えておいたほうが良いかもしれない。そんな時代が案外早くやってくるかもしれないのだ。特に若い人は今稼ぐお金の使いみちをきちんと考えたほうがいい。もちろん使ってしまえというのではない。お金ではないなんらかの価値の形に変えておかないと将来暴落する「お金」に右往左往することになりかねない。

「教育」については「アンスクーリング」というのがキーワードだ。今までのある種鋳型にはめ込むような教育に意味はなくなっていく。自然に自分のやりたいことを豊富にアクセスできる情報から学び、やりたいことを追求するスタイルが求められ始めている。ここではこれまでの教育を受けてきた我々の世代の出番はないかもしれない。学校の先生は個々人の学習スタイルを確立するコーディネートを行うことが主たる職務になるだろう。そこから、自由に学び、やりたいことで社会貢献する世代が育ってくることになる。

今後の日本については、まず2020の東京オリンピックをどう迎え、いかにそこで東京発の価値観を広めることができるかが課題となる。一気に身近な時間軸になるが、2020に何かが変わったと感じるような発信が必要である。

我々は大きな曲がり角に立っている。未来を豊かに生きられるかどうかはこの2〜3年にかかっているのかもしれない。

動くならいまだ。

面白かった?

面白かった。出てくるテクノロジーに関しては僕自身はすでに聞き飽きた感じではあるが、これをベースの教養とするとなるとなかなか難しいのかもしれない。しかしこの教養を身に着けているかいないかで将来は大きく変わってしまう気がする。

身につけるべき教養の入り口として、この本を活用するといい。

まとめ

案外時間がない。そんな感じがした。20世紀生まれの僕たちは21世紀にはすごいことが起きると言われて育ってきたが、まだドラスティックな変化には出会っていないのかもしれない。これからが本当の21世紀。そう考えるとワクワクするではないか。







書いた人

nyao

nyao

本を読むのが大好きです。積読本が多数。システムエンジニア経験あり。プログラミング言語はRubyが好きだけどPHPとJavaばかり書いている。最近はJavaScriptも好きになってきた。クラウド使ったお仕事募集中。

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