学び 思考 日々

読了:そもそも文章ってどう書けばいいんですか?

投稿日:

本の情報

どんなことが書いてあるのか?

  • ひとつの文章にはひとつの意味を>社内向けメール編①
  • 仕事で使う文章には、必ずと行っていいほど目的がある>社内向けメール編②
  • 具体的に書くとダンゼン伝わりやすくなる>報告書・リポート編
  • 状況に応じてテンプレートを活用する>社外へのメール編
  • 読者ターゲット設定とニーズの把握がすべて>クライアントへの提案書編
  • 400字の文章は、ワンメッセージに絞る>エントリーシート編
  • ネット上の文章で重要なSEO>ブログ編①
  • 読者が知りたいことを過不足なく書く技術>ブログ編②

読んでどんなことを考えたか?

一番印象に残ったことは、文章は読む人の立場に立って書くということかな。あたりまえのことなんだけどね、つい書きたいことを優先するというか、書いてしまわないと忘れてしまうような気がしてね、文章を焦って書いて、結局読みては置いてけぼりってことになりがちなのだなあ。

文章を書くってことは、誰かに読んでもらうってこと。書くだけで満足しては行けないってこと。自分に言い聞かせる必要があると思った。

そして、読み手のことを考えるということはかなりの想像力のいることでもあると感じたな。僕はそれがつい面倒になって適当に文章をリリースしてしまうことがよくある。読み手のことを考えるというのはかなり忍耐力がいるからね。少なくともどんな人に読んでほしいか、きちんとイメージして書くことが必要なのだ。

で、この文章は誰に向けて書いているのか?というと、「文章を書くのがうまくなりたい」と思っている人だろう。文章が苦手って人は案外いるからね。

そういう人にこの本を紹介する。それがこの文章のミッションだ。

まず、大半がモモという入社3年目の女の子と同期だけど中途入社の文章書きに経験のあるモジャ先輩の掛け合いで描かれている。ほぼ話し言葉で書かれているのだ。これは文章を読むのが比較的苦手という人でもとっつきやすいだろう。章の始まりは漫画になっているし。

次に、社会人になったら書くことになりそうな具体的な文章を例にして、注意点やテクニックを解説している。実用性は高いのではないだろうか?

あと、淡く恋愛要素が入っていて、心地よく読める。気がする。物語要素がちょっとはあったほうがいいよね。

と、バランスよく編集されていて、入門書としてはなかなかの出来ではないかと思う。

でも、要点を書き抜いてしまえば実は10ページくらいの内容ということはあるかな。

面白かった?

読み物としてはまあまあ。モジャ先輩の言葉は説得力があってなかなか勉強になる。でも僕には冗長すぎて読む時間がちょっともったいないと思った(僕は本は最初から最後まできっちり読まないと気がすまない人なので)。

まとめ

ビジネス文書を書くのにちょっと困っている新入社員には一読してもらってもいいかなと思う。いろんなバックボーンの人がいるだろうけど、この本は物語的に読んでいくのもいいし、ポイントだけ飛び飛びに読んでもいいし、使い勝手はいいんじゃないかな。むしろ社会人になったらビジネス書を読むのは当たり前と心得て、こういうライトな本から入っていくというのは悪くないと思う。

と、内容について書いたので、この本を読むことにした経緯についてもちょっと語っておこうと思う。

この本は「しるし書店」で購入した。「しるし書店」を知らない人はググってみて欲しい。スマホアプリをプラットフォームとしている古書店である。特徴は、本に書き込みとかマーカーとか角を折ったりとかそういうことをしてある本を、その読者が書店を持って売っていることである。普通の古書店では値がつかない本だが、しるし書店ではいい値段で売れるのだ。それは読んだ人が本のポイントを示してくれていることだったり、その人の感じたことや考えていることを垣間見ることができることに付加価値があるからである。だから店主にファンがつく感じになる。本のキュレーターだね。

僕はこの本を売ってくれた人はどんなことを考えているんだろう?という読み方している。ちょっとした性格診断だ。偉そうに言えば、自分にとって付き合うに足る人かどうかを判断する材料のひとつなのである。

この本には最初のページに読む目的がメモされていた。目的型の読み方が身についてる人であることがわかる。そして、ひょっとするとかなり流し読みをして、ポイントだけを重点的に頭に入れるという方法をとったのではないか。本の選び方からすると若くて実利的(実は本人を知っている。否定的にとらないでほしい)。

とまあ、こんな感じで読むと、本の楽しみ方はまた変わってくるのである。

僕は本に書き込みをするということのできない人間だから、残念ながらしるし書店では買うばかりだけど、しるし書店で読書の楽しみ方は確実に増えたと感じている。

さて、またしるし書店を彷徨ってみよう。面白い読者が見つかるのを楽しみに。







書いた人

nyao

nyao

本を書きたい人にITの基礎から学んでもらって、Kindleで著者デビューするまでをサポートします。 ITってよくわからないという人のために勉強会をやっています。 「読書と編集」という屋号でお仕事をしています。

プロフィールを表示 →

-学び, 思考, 日々,
-,

Copyright© NyaoPress 読書と日常 , 2018 All Rights Reserved.